船越英一郎、待望の新作「2時間サスペンス」は友人がモデル「たくさん汗を流して濃密な脚本が生まれた」

船越英一郎(C)BS日テレ
俳優の船越英一郎が主演を務めるBS日テレの新作2時間ドラマ「令和サスペンス劇場『弁護士 六角心平京都殺人事件簿』」が、3月29日午後7時から放送される。近年、地上波では2時間ドラマ枠が少なくなっているなかで、サスペンスドラマで長らく活躍してきた船越の待望の“新作”となる。この新作放送を前に、船越がインタビューに応じ、今作への思いを語った。<インタビュー全2回の後編>
――今作で船越さんは、仕事も亭主もクビになり、世捨て人のように京都へ逃れてきた男が、新たな出会いや再会を通じて弁護士としての使命に再び目覚め、難事件に立ち向かうという役柄を演じられます。“ヤメ検の弁護士”というオファーを受けたときは、どうお感じになりましたか?
【船越】「弁護士ものをやりませんか?」というお話をいただいた時、モデルにしたいなと思う友人が思い浮かんで。僕と同い年で、この物語の主人公と世代もぴったりだなと。だから、セリフの中にその友人の経験談とか、彼が僕にお酒を飲みながら話したこととかをプロデューサーさんに話して、それを脚本家の方に伝えていただいたんです。
彼はヤメ検の弁護士ですごく優秀。