イランで迎えた、イランのお正月。【イランとヒジャブとわたし vol.6】
5月に入りましたね。私の住むイランは、もうすぐラマダン入りするようです。
世界中のイスラム教徒が毎年行う「ラマダン」。
1ヶ月のあいだ一切の飲食を絶つほか、あらゆる禁欲が課せられ、そして主神であるアッラーへ感謝を捧げます。
中東というと、年中とても暑いと思われることも多いのですが、4月5月の気温は、だいたい日本と同じ。
年中湿度が低いので、じめっとした暑さがなく、日本よりも体感気温は涼しいかもしれません。
そんなイラン。
前回に引き続き、イランの古都「エスファハーン」のイラン暦のお正月:ノウルーズの風景をご紹介します。
イランのお正月は春の訪れ
イラン暦のお正月:ノウルーズは3月。春分の日に新年を迎えます。
今年はイラン暦でいうと1397年(۱۳۹۷)。
日本のお正月と比べて、イランのお正月は少しお休みが長め。数週間のお正月休みを使って、故郷に帰る人、家族旅行に出る人、様々な過ごし方で新年を祝います。
私たちが宿泊していたアッバースィーホテルも、新年のカウントダウン時には皆がグランドフロアに集まり、その時を待っていました。