くらし情報『いつか、わたしの忘れ形見となる、大切なもの。【my lovely simple life in London vol.7】』

2018年5月26日 22:00

いつか、わたしの忘れ形見となる、大切なもの。【my lovely simple life in London vol.7】

と連絡をもらった。古い革にステッチを入れるのはとてもリスキーだったけれど、職人さんがきちんとなおしてくれたらしい。

それだけでもうれしかったのに、数日後メールが届き、「アフタヌーンティーに招待したいので、お嬢様(!)と一緒にいかがですか」とのこと。もちろんドキドキしながら伺った。とても素敵な一室で、美味しいお茶とおかしをいただき、いろんな話をした。

いつか、わたしの忘れ形見となる、大切なもの。【my lovely simple life in London vol.7】


いつか、わたしの忘れ形見となる、大切なもの。【my lovely simple life in London vol.7】


お呼ばれしたアフターヌーンティーで、ルイ・ヴィトンの方はこう言った。『実は修理から引き取ったバッグには、“随分使い込まれたホールドオールが届き、これはお父様からのバースデープレゼントだった事、いろんなところへ持っていき、何度も一緒に海を渡っているという事、なおったらうれしいけれど、なおらなくっても大切な宝物だとおっしゃったお客様のために、なんとか、直してほしい”というメッセージがついていたんです。そのバッグが無事になおって、それをお嬢様が取りにきた時に『うちのママが喜ぶと思うから、今この場ですぐに電話をしてもいいか』と、とても喜んでくださったと、担当のものから聞いたので、どうしてもお会いしてお話を伺いたかったんですよ」

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