週末は蚤の市へ!【Nahoのおパリ文化回覧帳 vol.5】
パリ5区は、カルチェ・ラタンと言われる学生街です。お店が多く、賑やかな場所が多いのですが、閑静なストリートもあったり、古き良きパリの面影を残すカフェやビストロが並ぶ通りもあったりと、一言では言い尽くせぬ多彩な魅力に満ちています。
フランス人は蚤の市好き?消費に関する日仏の考え方の違い
いつもブロカントは人がいっぱいで、この日も若者からご年配の方までたくさんの人が訪れていました。こういうところが、フランス人は蚤の市が好きだとか、または物を長く愛すると言われる所以なのかも。
蚤の市が好きかどうかは人によりますが、長く物を大切にするという点に関してはイエスだと私は思います。日本のように消費者社会じゃないですし、百均もありません。だから「壊れても100円だし、またすぐ買えばいい」という概念がまず無いと思います。質の良いものは、高い値段を出さなければ買えない。
(買ったところで、そのクオリティーは日本製品より劣ったりもするけど…。)だから、物を大切にする、不便なら自分で創意工夫!、はたまたちょっとくらい不便でもいいじゃない気にしないわという文化が、フランスの人々の生活の根底にあるのではないかなと私は思います。