絵画のような風景、モラヴィア大草原【いろどりのチェコ vol.9】
ここで四季を過ごした私に言わせると間違いなく最高のタイミングだ。
雲が作る陰影が特徴的
流れる雲
1人で歩いていると1時間全く誰にも合わないという事も珍しくなく、360°草原に囲まれると、まるで風景画の中に迷い込んだ気分になる。
畑の中に時々現れる小さなチャペル。ほとんどは築百年以上だったりと非常に古いもの。建てられた時は道沿いだったのが、時が経ち周囲が畑になってしまうという事もある。現在、畑のど真ん中に唐突に現れるチャペルにはそういった歴史がある。
周りは作物で埋め尽くされているので近づけないチャペル。
誰が作ったのか、木立の中のブランコ
この下り坂を自転車で走るのは天国のよう
都会とは違った魅力があるチェコの田園風景
日本人により「モラヴィア大草原」と名付けられたこのエリアはチェコ語で「Moravské Toskánsko(モラヴスケー・トスカーンスコ)」と呼ばれている。訳すと「モラヴィアのトスカーナ」。「モラヴィア」はこのチェコ東部地域の名称、「トスカーナ」