ロンドンで、音楽家として生きてゆく【OLEA DIARY from LONDON vol.6】
以前にも少しお話しましたが、イギリスでは新学期が9月に始まり、学期の終わりは翌年の6〜7月になります。
なので学生は今の時期大事な試験がたくさんあるんです。私もその例外ではないので、どうしても家と学校を行ったり来たり…。なかなかお出かけする時間がないのですが、どうしても気分転換がしたいときには学校の近くにあるカフェに行きます。
わたしの通っている音楽大学では、筆記試験やエッセイなどの試験はあまりありません。実技試験、教育実習、コンサートの企画・運営などがほとんどです。
そんな中、今回学校から出された課題は「ピアニストとしてのウェブサイトを作る」でした。
イギリスでは音楽家の形は様々です。
音楽教室や学校で先生になる人、コンサートの企画・運営など裏方の仕事をする人。その中でもっとも多いのが“フリーランス”の音楽家です。ピアニストの場合は、伴奏や先生のお仕事、コンサートやイベントをなどを自ら企画・運営するなど。だからこそ今回の課題は、将来のためになる!と思い、気が引き締まります!
ピアニストに限らず、音楽家、芸術家はフリーランスでやっていくのはとても大変だと言われています。