パリへ来て、7回目の夏。振りかえって思うこと。【Nahoのおパリ文化回覧帳 vol.8】
初めて来たフランスで、いきなり住み始めた。
6月で、パリに住んで7年。小学校を終えてしまった程の時間が、あっという間に過ぎていきました。
初めての1人海外。言葉も喋れず、知り合いも居ない場所で、いきなり住み始めました。
さらには、フランスに一度も来たことがありませんでした。いくつか他に候補の海外都市が自分の中であったのですが、なぜか直感がパリだと言っていたので、それで決めたのです。
もちろん、フランスの文化-映画、ファッション、文学などに元々関心が高かったのですが、それはフランスに限らずで、海外のカルチャー全般に関心が高かったんです。
でも、直感で、パリだった。
とにかく、そんな気軽さから私の海外生活はスタートしたのでした。
“ない”という不便さによって、多くのことを培えた日々。
海外に住み始める時、また、慣れない土地での情報ってとっても貴重ですよね。
今は、インターネットが生活のスタンダードになっているから、ネットやスマホがない生活なんて、今の私には考えられない。