くらし情報『11年ぶりの続編登場。監督が語る『スクリーム4』に訪れた“変化”とは?』

2011年10月27日 11:26

11年ぶりの続編登場。監督が語る『スクリーム4』に訪れた“変化”とは?

と同時に、この11年間で通信や映像、コミュニケーション手段も大きな変化を遂げた。「前作から10年後ということで、登場人物たちがインターネット、フェイスブック、スマートフォン、ソーシャルネットワークに触れているのが特徴です。私自身にもその罪はありますが、映画業界を見ているとこの11年間で続編やリメイクがとても多く作られた。だから私は時代の流れを受けて、現代の生活が反映されているような作品が必要だと感じました」。最新作『スクリーム4』では、シリーズの魅力を継承しつつ、現代のテクノロジーがあるからこそ生まれる緊張や恐怖も描いているようだ。

その一方で、いつの時代も変わらないサスペンスやホラーの根源的な魅力も本作には描かれている。時に、“マスター・オブ・ホラー”と称されることもあるクレイヴン監督は、ホラーの魅力を“安心感”だと分析する。「人々はお金を払って恐い目にあいに行くのではなく、逆にホラーを観ることによって恐怖が取り除かれるのではないかと思います。
ホラー映画を観ると恐い内容が頭の中に一旦は入り込みますが、その後の安心感、安堵感を楽しんでいるのではないでしょうか。人によっては純粋にホラーの部分を楽しんでいるとは思いますが、多くの人は、恐い状況下におかれたヒーロー、ヒロインがどう対応して行くかというところを観て、最後に勝利するのを喜んでいるのではないかと思います」。

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