くらし情報『“3万年前の美”に迫る『世界最古の洞窟壁画 3D』が来春公開決定』

2011年12月27日 11:48

“3万年前の美”に迫る『世界最古の洞窟壁画 3D』が来春公開決定

“3万年前の美”に迫る『世界最古の洞窟壁画 3D』が来春公開決定
約3万年前に描かれ“世界最古の洞窟壁画”と言われている南仏・ショーヴェ洞窟の壁画を、最新の3D映像で記録したドキュメンタリー作品『世界最古の洞窟壁画 3D 忘れられた夢の記憶』が、来年3月3日(土)に日本公開されることが決定した。

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本作は、歴史書の中でもよくその名が挙がるラスコーやアルタミラ洞窟の壁画が1万5千年前という中、その倍の約3万年も前に描かれたというショーヴェ洞窟の壁画を、フランス政府の許可を得て撮影した作品。監督を務めるのは『フィツカラルド』『神に選ばれし無敵の男』などで知られる世界的な巨匠ヴェルナー・ヘルツォークで、古代の芸術家が描いたとされるマンモスやバイソン、ライオンなど古代動物など、約300点以上もの絵画をカメラに収められた。これらはいずれも、世界で初めて公開される“未知なる芸術”で、最新式3D映像を用いることで通常のカメラで撮影する以上に細部や立体感を観客が感じることができるという。

本作はすでに、ニューヨーク映画批評家協会最優秀ドキュメンタリー作品賞や、ロサンジェルス映画批評家協会最優秀ドキュメンタリー作品賞など多くの映画賞を獲得。今年秋の東京国際映画祭でも特別招待作品として上映され、日本語版のナレーションを俳優のオダギリジョーが務めたことも大きな話題を呼んだ。

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