くらし情報『「人間性のカケラもない」、影武者本人がフセイン長男との悪夢の日々を激白』

2012年1月12日 18:42

「人間性のカケラもない」、影武者本人がフセイン長男との悪夢の日々を激白

「人間性のカケラもない」、影武者本人がフセイン長男との悪夢の日々を激白
イラクの独裁者サダム・フセインの息子、ウダイ・フセインの悪逆非道を、ウダイの影武者になることを強制された男の視点から描いた衝撃作『デビルズ・ダブル -ある影武者の物語-』(1月13日(金)公開)。その影武者を務めた本人であり、映画の原作者でもあるラティフ・ヤヒア氏が、ウダイと過ごした悪夢の日々と、祖国イラクへの想いを語った。

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2006年に処刑されたサダム・フセインだが、そのサダムでさえ「生まれてきたときに殺しておけばよかった」と嘆いたというのが長男のウダイ。ラティフ氏は、拷問、レイプ、殺人とやりたい放題を尽くしたウダイを「人間性のカケラもない人物だった」と断言する。「サダム・フセインとならいい思い出があるし、クサイ(ウダイの弟)ともいい関係を築くことはできた。しかしウダイの影武者だった4年半で、1分たりともウダイとの楽しい瞬間など存在しなかった。映画では主演のドミニク・クーパーがウダイの姿をほぼ100%正確に演じているけれど、ウダイの残虐行為については半分も描けてはいない。本当に起きたことをそのまま描けば、観客は5分と座っていられないからね」

ラティフ氏自身も、確たる理由もなくウダイから日常的に拷問を受け、亡命を決意するに至った。

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