くらし情報『新世代の才能がここに! 監督が語る映画『ベルセルク』』

2012年2月8日 11:52

新世代の才能がここに! 監督が語る映画『ベルセルク』

「どうやって作画とCGをブレンドするのかは試行錯誤がありました。ただ、観客がまず目がいく部分はキャラクターの“顔”なので、顔が手描きであれば、ほかは気にならないんですね」。本作では一見、すべて手描きで作成されているように見えるアニメーションでも、首から下はすべてCGというショットが多く存在するという。「必ず『え?これってCGなんですか?』と言われるんです。ただ手法は何でもよくて“どうやったら『ベルセルク』を映像化できるか?”だけでした」。

CGアニメーション全盛の現在、作画用紙に1枚1枚、画を書いてキャラクターに命を吹き込むアニメーターの数は減ってきている。「三浦先生が超人的な画力の持ち主ですし、恩田さんのキャラクターをまともに描ける人は本当に少ないんですよ。だから他の作品以上にスタッフ探しには苦労しましたね。
僕は映画の基本は“サイレント”だと思っているので、セリフに頼らなくても内容がわかる画であってほしいですし、モノローグも可能な限り減らして“画で伝える”ことを目指したかったんです」。その一方でCG時代ならではの“新たな才能”もスタジオに出現しているという。「3DCGでキャラクターアニメをできる人はそんなにいない、という認識だったので最初は不安だったんですが、作業を進めていくと『これスゴいな』というカットがどんどん出てきて。

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