2012年2月23日 17:47
映画『ドラゴンエイジ』でボイスアクトを務めたGACKT、悪の美学を語る
公開中の映画『ドラゴンエイジ -ブラッドメイジの聖戦-』でボイスアクトを務め、主題歌『UNTIL THE LAST DAY』も書き下ろしたGACKTが、演じたナイトコマンダーのようなヴィラン(悪役)に惹かれる理由を明かすとともに、表現者として悪の美学を追求したい野望を語った。
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GACKT演じるナイトコマンダーは、世界を統治する教会に仕える騎士カサンドラ(栗山千明)を追う騎士団のリーダー。教会存亡にまつわる陰謀の濡れ衣を着せられたカサンドラを執拗に追う勇猛な男に「純粋な悪を感じた」とGACKTは惹かれた理由を明かす。「彼は信念を持っている悪で、自分の立場を自覚している悪だね(笑)」とキャラクターを分析した上で、「言ってみればダースベイダー(『スター・ウォーズ』)みたいな悪じゃないかな」と映画史で超有名な悪の権化に例えて解説する。「たとえばヒーローや良い側の人間には迷いがあることが多いけれど、この種のヴィランには迷いが一切ない。そういうの、いいよね。気持ちいい(笑)。僕がヴィランに惹かれる理由だよね」とダークサイドの魅力を力説した。
悪の魅力のほか、全世界で600万本を売り上げたRPGを映画化した本作には、血生臭い壮絶なバトルが再現されていることも話題の的。