くらし情報『中村獅童がドラマ『エンドロール』で見つけた“新しい自分』

2012年3月16日 17:28

中村獅童がドラマ『エンドロール』で見つけた“新しい自分

中村獅童がドラマ『エンドロール』で見つけた“新しい自分
第4回WOWOWシナリオ大賞の受賞作を映像化したドラマW『エンドロール~伝説の父~』が18日(日)にWOWOWで放映され る。そこで、本作で純朴な青年を演じ「今までに見たことのない自分が見られた」と語る中村獅童に話を聞いた。

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本作は、余命いくばくもない親友・尾崎明生(萩原聖人)と20年ぶりの再会を果たした売れない映画監督の橋本雄司(中村)が、入院中の明生のたっての願いで、自ら脚本を書き、主演も務める映画の製作に挑む姿を描いた人間ドラマ。『川の底からこんにちは』『ハラがコレなんで』の石井裕也監督が手がけた初のテレビドラマで、20年前の恋の思い出や故郷への想いを抱えながら映画製作に挑む雄司を中心に、人と人が触れあい、想いを伝えていこうとする瞬間を描いていく。

本作で中村が演じた雄司は、口数の少ない寡黙な男。それだけに中村は「説明セリフがまったくないので、自分の感情をストレートにぶつけていくしかない。変な計算をすることもなかったし、心の底から相手の言葉や状況を感じて演じないとセリフも出てこない。他の作品だと、役を作り込まないといけない場合もあるのですが、この役は“足していく”というよりも、自分の中の余計なものを“そぎ落としていく”作業が多かった」

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