2012年5月16日 12:04
劇場で上映中。『009 RE:CYBORG』撮り下ろし短編に隠された“謎”とは?
『東のエデン』、『攻殻機動隊 S.A.C』シリーズの神山健治監督の最新作『009 RE:CYBORG』が10月27日(土)に公開されるが、それに先がけて全国の劇場で短編映像『009 RE:CYBORG ミッドレポート』が上映されている。映画の内容に関連しているという本映像に隠された謎とは? 撮影現場に潜入した。
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『009 RE:CYBORG』は、石ノ森章太郎の傑作漫画を基にした作品。2013年を舞台に、それぞれが異なった特殊能力を持った9人のサイボーグの活躍を描いているが、『…ミッドレポート』の主人公は彼らの行方を追って取材活動を続ける外国人ジャーナリストだ。彼は2013年1月から世界各国で勃発している同時多発爆破事件を前に、姿を現そうとしない9人の行方を追っている。彼らはベトナム戦争や東西冷戦、中東紛争などの陰で働き、世界を滅亡の淵から救ってきた。9人は今、何をしているのか? 世界が再び未曾有の危機に瀕しているのになぜ、彼らは動こうとしないのか?2分強の映像に映画本編の映像はなく、撮りおろしの実写映像とCGで構成されている。
撮影が行われたのは、3月末。
都内のスタジオにはマンションの一室のセットが組まれ、壁や机に『…RE:CYBORG』のヒントだと思われる写真や画像、手書きのメモ、オブジェなどが飾りこまれた。