くらし情報『ドリュー・バリモア主演作『だれもがクジラを愛してる。』監督が語る』

2012年6月12日 11:03

ドリュー・バリモア主演作『だれもがクジラを愛してる。』監督が語る

ドリュー・バリモア主演作『だれもがクジラを愛してる。』監督が語る
ドリュー・バリモア主演のヒューマンドラマ『だれもがクジラを愛してる。』が7月14日(土)から日本公開される前に、本作を手がけたケン・クワピス監督のコメントが届いた。

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本作は、冷戦真っ只中の1988年にアラスカで起こった実話を基にしている。事の起こりはひとりのTVレポーターが凍った海に3頭のクジラが閉じ込められているのを発見したことだ。その後、事件を利用してキャリアアップを狙うレポーターを筆頭に、クジラを救出してイメージアップを図ろうとする石油会社や政治家、クジラを「食用として捕獲したほうがいい」と主張する地元の狩猟民族、自然環境保護活動家、さらには近海を航行中のソビエト船など様々な立場の人々の思惑が入り乱れていく。

クワピス監督は初めて脚本を目にしたとき「主役は3頭のクジラでそれ以外の登場人物は脇役だ」と思ったという。「とにかくたくさんの物語が入り組んでいるんだ。全員が氷にあいたひとつの穴に押しかけている。
彼らひとりひとりのストーリーなんて、それだけでは何の意味も持たない。早急に手をほどこさない限り 3頭の動物が死んでしまうという、ひとつの情動ポイントが中心にない限り、どれひとつとして人の心に響かず、心をつかまないんだよ」。

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