2012年9月14日 19:37
リリー・コリンズ、“白雪姫”はオードリー・ヘプバーンをイメージ
グリム童話の「白雪姫」を、『ザ・セル』(00)、『落下の王国』(06)の映像派ターセム・シン監督が現代的な解釈で映画化した『白雪姫と鏡の女王』。本作で白雪姫を演じた、若手注目女優のリリー・コリンズが来日。強く成長していく新しい白雪姫像を創り上げたエピソード、オードリー・ヘプバーン風の髪型や衣装は監督のオーダーで実現した秘話を明かした。
その他の写真
白雪姫と言えば、毒リンゴを食べてしまうことで、王子様の助けを待っているかよわい姫のイメージ。しかし、本作でコリンズが演じる白雪姫はピュアで世間知らずなお姫様から、自分の手で運命を切り開いていくタフネスな主人公。権力欲が深い鏡の女王(ジュリア・ロバーツ)に立ち向かい、王国と王子様をめぐってバトルを繰り広げる痛快な少女として登場するのだ。「今までの白雪姫を演じるわけじゃなかったから、ディズニーの昔のアニメーションは観なかったわ」と語るコリンズ。アクティブで新しい白雪姫を創り上げるため、「撮影が始まった直後の―新鮮で不安で好奇心旺盛な―自分の心情を応用して彼女の気持ちを作って、撮影中に完璧に白雪姫になったのよ」と自身の成長とともにキャラクターを構築したという。