くらし情報『真田広之、『最終目的地』で国際派俳優としての自覚に変化』

2012年10月5日 15:39

真田広之、『最終目的地』で国際派俳優としての自覚に変化

と当初は詳細を知らなかったという。「どういう役柄でも演じたい想いでしたが、それも失礼なので。後に脚本をいただいて、おお、そうきたかと(笑)。過去にない挑戦的な役柄で、一筋縄ではいかない緊張感はありましたが、『とにかくYESと言ってほしい』と(笑)」。名匠のオファーを快諾した真田は、25年間連れ添うパートナーを自然に演じ上げ、人生の“最終目的地”へと向かう人々のドラマに見事な情感を与えた。

本作のみならず現在の真田の国際的な活躍は言うに及ばずだが、「まだおのぼりさん気分があって、どこかでお邪魔しますみたいな感覚が付きまとっています(笑)」と謙遜気味に現況を明かす真田。しかし、『最終目的地』で名匠と連続して仕事をしたことで、国際派俳優としての自覚に変化があったと最後に付け加えた。「最近はお客さん気分が少し抜けてきました。
初心者マークをそろそろ取っても、怒られないかなっていう段階でしょうか(笑)」。

『最終目的地』
10月6日(土)より、シネマート新宿ほか全国ロードショー
取材・文・写真:鴇田 崇

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