2012年11月13日 15:26
日本でも人気落ちず。『パラノーマル・アクティビティ』さらに続編も
人気ホラーシリーズの最新作『パラノーマル・アクティビティ4』が1日から日本公開され、好調な動員を記録している。“監視カメラが捉えた超常現象”という設定に新アイデアを加えながら進化を続けてきた本シリーズ。4作も観客を惹きつける魅力はどこにあるのだろうか?
『パラノーマル・アクティビティ』動画
『パラノーマル・アクティビティ』は、部屋に仕掛けた監視カメラに記録された超常現象(パラノーマル・アクティビティ)をモチーフにしたホラー作品。第4弾はシリーズ開始以来、ファンが疑問に感じていた“ケイティはどこに消えたのか?”に迫る内容になる。
それまで映画のプロでも何でもなかったイスラエル出身のオーレン・ペリがたった130万円の資金を元手に自宅で撮影したホラー映画は全米で圧倒的な成功を記録し、ハロウィンシーズンの定番プログラムとして続編が作られ続けている。1作目の製作を手がけたジェイソン・ブラムは「オーレンは初め劇場公開はせず、DVD販売のみと考えていたのですが、私がなんとか劇場公開すると話を持ちかけ、プロデューサーとして携わるようになりました」と振り返る。
本シリーズはサイコホラーやスプラッターなどが主流だったホラー映画界で、あえて“何も見せない”ことで恐怖を煽る逆転の発想で観客を翻弄し、何かが起こる“かもしれない”時間を描いて観客を震えあがらせた。