2014年3月19日 15:26
木村ひさし監督が語る『劇場版 ATARU』 の魅力
TVシリーズ、スペシャルドラマを経て、いよいよ銀幕進出を果たした「ATARU」。その『劇場版 ATARU‐THE FIRST LOVE & THE LAST KILL‐』のブルーレイ&DVDが本日発売になった。シリーズのメイン・ディレクターであり、映画版でもメガホンをとった木村ひさし監督に聞いた。
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未解決事件を独自の解析によって解決に導く謎の男、チョコザイ=アタル。彼のかつてを知るマドカ(堀北真希)との物語が綴られる。そんな「劇場版」は、木村監督にとって「禁じ手」のようなものだったという。「TVシリーズではチョコザイとかかわった人たちを描いていましたが、これはアタル本人の話。これまでは取り上げなかった彼の感情にもスポットを当てています。
植田(博樹)プロデューサーは『これはアタルが主役のスピンオフだ』と話していましたね」。
このシリーズの魅力はなんと言っても、サヴァン症候群の主人公を演じる中居正広の圧倒的な存在感にある。「実は僕自身もあのすごさを言葉にできないでいるんです。なんで41歳のおっさんがこんなに可愛いんだろう?(笑)言葉で語らない役だからこそ、中居さんにフィットしたんでしょうね。