北海道を舞台に描いたヒューマンドラマ『ぶどうのなみだ』の特別試写会が30日に都内で行われ、2012年公開の『しあわせのパン』に続きタッグを組んだ三島有紀子監督と主演の大泉洋、本格的な演技に初挑戦したミュージシャンの安藤裕子が舞台あいさつに登壇。サプライズで劇中に登場するオールド・イングリッシュ・シープドッグのバベット君(2歳)が登場し、大泉の口元をペロペロ。“共演者”からの突然のキスに、大泉は「かわいいけど、ここまで(距離が)近いと怖いですね」と笑いをさそった。
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空知地方のワイナリーを舞台に、ワイン作りに情熱を注ぐ不器用な主人公・アオ(大泉)と、突然現れた赤いワンピースを着た女性エリカ(安藤)が織りなす“再生の物語”がオーガニックな演出で紡がれていく。アオの弟・ロクを染谷将太が演じている。
故郷である北海道がロケ地になった大泉は「北海道の美しい景色と、三島監督がこだわり続けて撮った美味しそうな料理とワインが出てきます。すごくお腹の減る映画(笑)。ぜひ楽しんでください」とアピール。
自身が演じる役柄を“寡黙な男”だと紹介されると「三島監督はとにかく私を寡黙な役にしてしまう。