映像にこだわってやってこれたのは森田さんのおかげだと思っています」とコメントを寄せている。
杉山監督は「『の・ようなもの』を下敷きにした今回の企画がスタートした時、主人公には『僕達急行』で松山ケンイチさんが演じた、小町のキャラクターがまず浮かびました、几帳面な鉄道好きの落語家というのはどうかと。またその相手役のヒロイン、下町育ちで言いたい事をズバッと言う師匠の娘には、『間宮兄弟』の夕美がピッタリだと北川景子さんをイメージして脚本作りをお願いしました」と明かし、「撮影を終えて今、改めてこの作品は森田監督の残してくれた遺産で出来上がっていると感じています。脚本作りから始まり、森田組ゆかりの出演者はもちろん、衣裳や小道具、アイディアなど様々な所に森田監督の遺産が盛り込まれていて、楽しめるものになっていると思います」と手ごたえを語っている。本作は、栃木県日光市、東京都内、小田原、伊豆での撮影を経て、9月30日にクランクアップを迎え、現在はポストプロダクション作業中。年内の完成を目指す。
映画『の・ようなもののようなもの』(仮題)
2015年全国ロードショー
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