ジャスティン・ティンバーレイクとベン・アフレックが出演する映画『ランナーランナー』が公開されている。本作はオンライン・カジノの世界を題材にしたスリリングなサスペンスだが、劇中で主人公を翻弄するカジノ王を演じたアフレックは過去に実際にオンライン・カジノで被害に遭っていたようだ。
その他の写真
本作は、オンラインカジノの詐欺行為に気づいた天才学生リッチー(ティンバーレイク)が、裏社会でカジノ王(アフレック)やFBIを敵に回し、自分の命を賭けた攻防を繰り広げる様が描かれる。アメリカのオンライン・カジノ市場は巨大で、年間300億ドルの収益を上げると言われている。
この映画は、大手オンライン・カジノ“アルティメットベッド”で実際に起きた不正事件を参考にしている。元オーナーの証言によると、あるシステムを使って他人のカードをのぞき見ていたそうで、被害者の中にはプロのポーカープレイヤーに交ざって、ベン・アフレックの名前があった。アフレックはプライベートでは大のギャンブル好きで、ラスベガスのカジノでハプニングに巻き込まれたり、大金を使い込んで妻を怒らせた、という報道もあった。
本人はこの事実を隠しておきたいのか、映画のPRやインタビューではプレイヤーを“ダマす”カジノ王について語っているが、実際に演じる上では自身が“ダマされた”経験も何らかのかたちで役立っているかもしれない。
『ランナーランナー』
公開中
川口春奈&松下洸平「9ボーダー」オフショット公開に「はしゃぎ具合がかわいい」