くらし情報『新作がついに完成! 『シン・シティ』監督が語る』

2015年1月5日 11:05

新作がついに完成! 『シン・シティ』監督が語る

ミラーの世界を完璧に実写化するため、前作同様、ロドリゲスは自宅にあるスタジオにCG合成用のグリーン・バックを設置して撮影に臨んだ。「自分のスタジオを15年以上持っているけれど、アイディアが沸いたらそれをすぐにトライできるところが非常に気に入っているね」。誰にも邪魔されることがない環境で彼らは納得のいくまで俳優と演技を組み立て、デジタルの力を借りて自由自在に世界を描いていく。しかし、現場にはミラーの存在が不可欠だ。「原作はモダンだけどクラッシックな面があり、アクション的でノワール的でもあるんだけど、それにおさまりきらない」というロドリゲスは「僕はいつも自分で脚本を書くけれど“シン・シティ”の世界観はほんとうにユニークだから自分で脚本を書かないで、その世界を監督して作っていきたいというふうに思った」という。

世界観やキャラクターをミラーが担い、ロドリゲスは映画をさらに過激に、リアルに、緊迫感あふれるものにするために尽力した。そこで彼が導入した新兵器が“3D映像”だ。「3Dにした理由は原作のスタイルに合うと思ったからだ。
情報が必要最低限で映像が白黒な分、3Dを使えば より視覚に訴えられる。

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