2015年3月10日 10:44
ホーキング博士“本人”が語る映画『博士と彼女のセオリー』
映画『博士と彼女のセオリー』が13日(金)から公開になる。本作は、実在の天才物理学者のスティーヴン・ホーキング博士の半生と、彼を支え続けた妻ジェーンの物語を描いた作品だが、ホーキング博士“本人”は完成した映画をどう観たのだろうか?
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映画は、天才物理学者として周囲の期待を集めるも、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し、余命2年を宣告されたスティーヴンと、それでも決して諦めることなく彼と生きることを決めたジェーンの愛のドラマを描く感動作。スティーヴンを演じたエディ・レッドメインは本年度のアカデミー主演男優賞に輝くなど高い評価を集め、妻のジェーンの演じたフェリシティ・ジョーンズにも賞賛が集まっている。
本作は、ジェーンが執筆した書籍『Traveling to Infinty: My Life with Srephen』が基になっているが、ホーキング博士は「大手映画会社が私に関する映画を製作したいと思っていることに驚いた。最初は前妻ジェーンの著書に基づいた映画になると聞き心配だったが、脚本を読んで安心し、映画の最初のシーンを観てより一層安心した。私たちの結婚生活やALSとの闘いに関する描写が驚くほど誠実だった」