ロバート・ゼメキス監督がジョセフ・ゴードン=レヴィットを主演に迎えた新作『ザ・ウォーク』の会見が、メキシコで開催中イベント『Summer Of Sony 2015』で行われ、レヴィット、シャルロット・ルボン、ベン・キングスレーらが登場した。残念ながらゼメキス監督はスカイプでの参加となったが、本作について「これまで学んだビジュアルエフクトのテクニックをすべて使った集大成のような作品」と、壮大な映像に早くも自信を見せた。
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本作の主人公フィリップ・プティは、1974年、当時世界一の高さ(411メートル)を誇っていたワールド・トレード・センターのツインタワーをロープでつなぎ、その上を命綱なしで渡りきり、世界中を驚かせた。映画は彼の実話を基に、プティの半生、“高層ビルで綱渡りをする”という無謀にして壮大な計画を成功させるまでの一部始終が描かれる。
「普通の人は見上げるだけだけど、実際に、高いロープの上で歩くというのはどういう感じなんだろう? 彼がどう感じていたんだろうというのは、今まで誰も映画にしたことがないと思った」というゼメキス監督は、プティの証言を基に徹底的に調査を重ねて、準備を進めたようだ。