百田尚樹のベストセラー小説『海賊とよばれた男』が、岡田准一主演、山崎貴監督によって実写化されることが明らかになった。同コンビによる大ヒット作『永遠の0』のスタッフが再集結する本作。岡田は「山崎監督を始めとした『永遠の0』チームで再び撮影できることを大変嬉しく思います」とコメントを寄せた。
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『海賊とよばれた男』は、明治・大正・昭和の激動の時代を舞台に、主人公・国岡鐡造が、名もなき一青年から身を興し、やがて戦後の日本に大きな勇気と希望を与える大事業を成し遂げていく姿を描いた一大抒情詩。山崎監督は、単独で脚本も手がける。
監督は、岡田の起用理由を「一人の役者で若い時代から壮年までを通したいと思いました。それを実現できるのは岡田君しか居ないと思いました」と説明。
岡田は「オファーをいただいた時は正直驚きましたが、山崎貴監督が『共に戦おう。
』とおっしゃって下さいました」と明かし、「主人公の国岡鐡造のように数々の苦難を乗り越え、道を切り開いていく姿を体現できたらと思っています。激動の時代を生き抜いた人物をしっかり演じられるように頑張ります」とコメント。
映画化について監督は「終戦直後のあの時代、皆が下を向いていたときに、とんでもないことをしでかした男達が居たと言うことへの驚きが原動力です。