くらし情報『唐沢寿明「世界に生きる日本人」を実感』

2015年12月1日 10:44

唐沢寿明「世界に生きる日本人」を実感

唐沢寿明「世界に生きる日本人」を実感
俳優の唐沢寿明が『杉原千畝 スギハラチウネ』に主演。領事代理としてリトアニアに赴任し、激動の第二次世界大戦下でナチスの迫害から逃れたユダヤ難民に、日本通過ヴィザを発給し6000人もの命を救った実在の外交官・杉原千畝を熱演している。危険な諜報戦に身を投じるインテリジェンス・オフィサーという知られざる顔にも光をあて、ときに祖国や同盟国の意向に背きながら、信念を貫いた杉原氏の生き様に、唐沢は何を思う?

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ポーランドで約2か月にわたる大規模なロケが敢行された本作。現場では「英語、日本語、ポーランド語が飛び交っていた」といい、「英語のセリフが急に変更されることもしょっちゅう。難しくはないけど、深夜になると舌が回らなくて(笑)、つらい思いもしましたよ」と苦労を振り返る。唐沢も出演した『太平洋の奇跡 ~フォックスと呼ばれた男』でUSユニットの監督を務めたチェリン・グラックがメガホンをとり、「クールな視点で、過剰な演技も要求しない。何でもないシーンにこそ、心がグッと動くし、伝わるなって感じましたね」とよくありがちな“泣かせてなんぼ”の演出との温度差に刺激を受けたようだ。

国際的なタッグを通して、唐沢本人が実感したのは「世界に生きる日本人」

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