くらし情報『『凶悪』監督と綾野剛がタッグ』

2015年12月4日 11:16

『凶悪』監督と綾野剛がタッグ

『凶悪』監督と綾野剛がタッグ
『凶悪』の白石和彌監督と、綾野剛がタッグを組む『日本で一番悪い奴ら』が来年6月に公開されることが決定した。本作は“日本警察史上最大の不祥事”と評された実在の事件を基に描く衝撃作だ。

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本作の基になったのは、2002年に北海道で実際に起こった“稲葉事件”で、北海道警察に勤務する生活安全特別捜査隊班長の稲葉圭昭警部が覚せい剤取締法違反容疑と銃砲刀剣類所持等取締法違反容疑で逮捕、有罪判決を受けた。公判では、単なる犯罪ではなく、警察による“やらせ捜査”や“銃刀法違反偽証”などの不祥事が発覚し、日本中に衝撃を与えた。

映画は、稲葉圭昭の著書『恥さらし』を原作に描くもので、綾野が“黒い警部”の異名をもつ男を演じる。綾野は映画・ドラマ出演作が続き、多忙を極めているが、脚本を読み「何を犠牲にしても出演するべき作品」と出演を快諾。「白石和彌監督との出会い、撮影現場、過ごした時間は、私の役者人生に無二の影響を与えて頂きました。この作品は、私が来年出演する映画でも、もっとも衝撃で愚かで愛おしい、何物にも変えがたい問答無用の最狂最愛物語です。
皆様、どうか、一人の男の人生を目撃ください」と語っている。

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