2016年1月29日 16:03
大阪アジアン映画祭のオープニング&クロージング作品が決定
関西が全国に誇る映画の一大イベント《第11回 大阪アジアン映画祭》が、今年も3月4日(金)から13日(日)まで大阪市内の映画館やホールにて開催される。本映画祭は、良質なアジア映画の最新作や話題作を多数紹介するだけでなく、国内外から多くのゲストを招くことでも知られており、そのラインナップの発表を待っているファンも多い。そんな中、本日、オープニング作品とクロージング作品がついに決定した。
《第11回 大阪アジアン映画祭》公演情報
オープニング作品は、台湾で異例の大ヒットを記録した『湾生回家』(原題:湾生回家/英題:WANSEI BACK HOME)。日本統治時代の台湾で生まれ育ち、日本の敗戦後、強制的に日本に送還された日本人(=湾生)たちが、故郷である台湾に里帰りし、懐かしい人々を訪ねる姿を映し出すドキュメンタリーで、当事者たちやその時代を知る年配の方だけでなく、一昨年の『KANO~1931海の向こうの甲子園~』に続き、台湾の若者たちの間でも高い評価を得ている作品だ。
クロージング作品は、『横道世之介』などで知られる沖田修一監督が人気俳優、松田龍平を主演に迎えて描くハートフルコメディ『モヒカン故郷に帰る』。