昨年夏倒産したレラティビティ・スタジオズが、倒産から抜け出した後に会長に就任する予定だったケヴィン・スペイシーが、そのオファーを断ったことがわかった。社長をオファーされていたスペイシーの製作パートナー、デイナ・ブルネッティは、考えを変えておらず、予定どおりその座に就くとのことだ。
その他の情報
1月にdeadline.comに対して行った独占インタビューで、スペイシーとブルネッティは、映画にゴーサインを出せるトップの立場になることについて、興奮を語っていた。断った理由についてスペイシーは、レラティビティが倒産から立ち直った後に自分がやるべき仕事について詳しく考えると、自分にはとてもそんな時間はないと気づいた、と説明している。しかし実際のところは、倒産前からトラブルや悪評の多かったライアン・カヴァナーのスタジオに深く関わることに躊躇を覚えたのではないかと思われる。
スペイシーは今年、『Billionaire Boys Club』『Nine Lives』の北米公開が控えている。
文:猿渡由紀
シリーズ初のスカイアクションも!『バッドボーイズ RIDE OR DIE』日本版予告