『マネーモンスター』撮影中のジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツとジョディ・フォスター監督
アメリカ映画界を代表する人気女優のひとりで、映画監督でもあるジョディ・フォスターがメガホンをとった新作映画『マネーモンスター』が6月に公開になる。本作は、生放送中の財テク情報番組のスタジオを犯人がジャックするところからはじまるサスペンスだが、フォスター監督は、この映画で金融のドラマではなく“人間の失敗”について描くという。
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本作は、リー・ゲイツ(ジョージ・クルーニー)が司会を、パティ(ジュリア・ロバーツ)がディレクターを務める財テク情報番組“マネーモンスター”の生放送中のスタジオに、銃を持った犯人が乱入し、番組をジャックする衝撃的な展開で幕をあける。犯人は株の情報操作が行われた結果、全財産を失ったと訴え、リーは自身が無自覚に情報を流していたことに気づき、生中継を通じて“真実”を探ろうとする。
フォスター監督は、天才少年と母のドラマ『リトルマン・テイト』や、家族を失った男の数奇な物語を描いた『それでも、愛してる』など、良質な人間ドラマを数多く手がけてきたが本作は「私が作った中では最高に速いペースをもつ」