くらし情報『自主映画の祭典PFFから注目作をピックアップ!』

2016年9月8日 12:50

自主映画の祭典PFFから注目作をピックアップ!

自主映画の祭典PFFから注目作をピックアップ!

第38回PFFアワード作品『食卓』(小松孝監督)


10日より第38回PFFぴあフィルムフェスティバルが開幕する。やはり目玉は新たな才能を発掘するコンペティションのPFFアワード。今年は483本の応募作の中から、20作品を選出。自主映画なんてと侮るなかれ。PFFは、現在の日本映画を支える錚々たる監督を輩出し続けており、石を投げれば当たるほど。今年の作品群にも未来の巨匠がいるかもしれない。そして何より、そのオリジナリティには触れる価値がある。たとえば、“汚部屋ラプソディー”なるキーワードを耳にしたら、何を想像する?

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小松孝監督(34)の『食卓』は一風変わった家族もの。
とある一軒家。それまで互いの領域を侵さず、食事も別々だった父と息子のもとに、新しい母がやってきて食卓を囲むようになったことで、止まっていた家族がステキに動き出す、といった話では、もちろんない。

とあるゴミだらけの一軒家。父は年金生活を送るしょぼくれたアル中のオヤジで、息子もすでに中年のこれまたオヤジの、ニートで詩人、といっても自称の詩人か。母はすでに亡くなり、男ふたり所帯。そこに参入してきた新しい母も、どこか怪しげだ。

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