くらし情報『渡辺謙、再タッグの李相日監督に敬意』

2016年9月17日 17:40

渡辺謙、再タッグの李相日監督に敬意

渡辺謙、再タッグの李相日監督に敬意

(左から)宮崎あおい、渡辺謙、松山ケンイチ


俳優の渡辺謙が9月17日、都内で行われた主演作『怒り』の初日舞台あいさつに登壇。2013年に公開された『許されざる者』に続き、再タッグを組んだ李相日監督に対し「役作りして演じるだけじゃなく、その先にあるものを待ってくれる。正直に役者と向き合い、心を開かせてくれる存在」と深い敬意を示した。

『怒り』舞台あいさつ/その他の写真

一方、李監督は「いつも役者さんには『こういう風に…』とストレートな指示はせず、役についてどう思っているのか質問することが多い。なので、とことん苦しみながら、面白がってくれる忍耐強い俳優じゃないと付き合いきれない」と語り、「お互いの存在があって、成り立っている」とキャストへの感謝を述べた。

犯人が現場に“怒”の血文字を残した夫婦殺害事件から1年。整形した犯人が逃亡を続けるなか、東京、千葉、沖縄に素性不明な3人の青年が現れ、その正体をめぐり、周囲の人間が疑心暗鬼に陥る。李監督と原作・吉田修一氏の『悪人』コンビが再び集結した。


舞台あいさつには渡辺と李監督に加えて、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、宮崎あおい、妻夫木聡が登壇。

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