くらし情報『菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール、東京のグローブ座で約1年ぶりのライブを披露』

2012年7月27日 20:30

菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール、東京のグローブ座で約1年ぶりのライブを披露

菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール、東京のグローブ座で約1年ぶりのライブを披露
7月23日に東京グローブ座で、菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールの「皆殺しの天使/El Angel Exterminador」が行われた。

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ライブは『はなればなれに』『アルファヴィル』の前後に即興を挟んだメドレーからライブはスタート。初めは会場の雰囲気も相まって、全体の雰囲気は張り詰めていたが、統率の取れた、それでいて表情がそれぞれ異なるバラエティ溢れる楽曲群に、徐々に空気が緩和していくのが見て取れる。『タケミツトーンwithマンボ』『京マチ子の夜』と流れるように演奏される楽曲。菊地のアルトとテナーを使い分けるサックスに呼応する様に、『バターフィールド8』『はなればなれに』とオルケスタも一体感を持った演奏を披露する。『パリのエリザベス・テイラー(存在しない)』では菊地がCDJを用いて、綺麗なサウンドの中に、エリザベステイラーの言葉が入り込んでくるという清廉と混沌が同居したパフォーマンスを見せてくれた。ソプラノ歌手の林正子をゲストに迎えた『アリア 私が土の上に横たわる時~オペラ「ディドとエネアス」より 』では、パーカッションが力強く鳴り響く中、林の演奏に負けないパワフルなボーカルが響き、観客からは感嘆の声が漏れた。

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