くらし情報『来日ツアー中のマリインスキー劇場、芸術監督ゲルギエフ就任25周年の記念プロジェクトを発表』

2012年11月16日 20:34

来日ツアー中のマリインスキー劇場、芸術監督ゲルギエフ就任25周年の記念プロジェクトを発表

来日ツアー中のマリインスキー劇場、芸術監督ゲルギエフ就任25周年の記念プロジェクトを発表
ロシアの名門オペラハウス、マリインスキー劇場が、11月14日に帝国ホテル(東京都)で記者会見を開催。芸術監督ワレリー・ゲルギエフの就任25周年を記念した2012/13シーズンのプロジェクトを発表した。

「マリインスキー劇場の来日ツアー」の公演情報

1988年、35歳でマリインスキー劇場の芸術監督に就任したゲルギエフ。当時不安定な情勢下にあったロシアにおいて、一貫性あるプロジェクトで劇場の国際的評価を高めてきた。「いまのオーケストラのメンバーは、私が育てきたたといっても過言ではないでしょう。彼らは、私が目指す“音”に最も近づくことができるのです」と成長を振り返る。若いアーティストの発掘にも尽力してきた彼は、歌手ではアンナ・ネトレプコ、オルガ・ボロディナ、ダンサーではウリヤーナ・ロパートキナ、ディアナ・ヴィシニョーワなどのスターを送り出してきた。

ゲルギエフ就任25周年記念のプロジェクトの目玉は3つ。
来年5月に落成予定の新劇場、ワーグナー『指環』シリーズの録音、バレエ『くるみ割人形』3D映画版の制作だ。新劇場のマリインスキーIIは、現存するオペラハウス、コンサートホールに加え、3つ目の拠点となるが、その建設は“未来への投資”だという。

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