松山ケンイチ初舞台作品『遠い夏のゴッホ』の製作発表が11月20日に都内で行われ、松山をはじめ共演の美波、筒井道隆、作・演出の西田シャトナーが会見に登場した。
『遠い夏のゴッホ』公演情報
舞台は、恋のために運命と闘うセミの若者・ゴッホを描く異色のラブストーリー。ゴッホ役に松山ケンイチ、ゴッホが恋に落ちるセミの少女役で美波、ゴッホを助けるセミの兄貴分役で筒井道隆が出演する。
西田の舞台『破壊ランナー』を初めて観たのがきっかけと話す松山は「今まで見てきた舞台と何もかもが違っていた。ひとりが何役も演じてお客さんを混乱させず説得力がある演出。身体表現のすばらしさ。ミサイルだったりテレビの枠だったりを体ひとつで表現していくところが新鮮だった。今まで自分がやってきたこととは全く違うものだったので、ぜひ仕事をさせていただきたいと思いました。
自分が見て感動した部分がこの作品で、どういうふうに表現されていくのかすごく楽しみ」と期待を寄せた。
一方相手役の美波は、セミ役に戸惑いつつも「セミって意識しなくてもいいのかな、とも思っています。会話してますし、人間らしい友情だったり愛情だったり、心を持っているから。