くらし情報『東京フィル、没後1年の作曲家ヘンツェを特集』

2013年9月26日 18:14

東京フィル、没後1年の作曲家ヘンツェを特集

東京フィル、没後1年の作曲家ヘンツェを特集
ドイツの作曲家ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926~2012年)の没後1年を記念し、沼尻竜典指揮・東京フィルハーモニー交響楽団が、ヘンツェ作品を特集する演奏会を開催する。

東京フィルハーモニー交響楽団「没後1年 今ここでしか聴けない『ヘンツェ』特集」の公演情報

1926年、ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州生まれのハンス・ヴェルナー・ヘンツェ。ファシズム体制下で幼少時代を過ごし、第二次大戦中の1943年には兵役のため東部戦線に招集され、イギリス軍の捕虜となっている。大戦終結後、新進作曲家として脚光を浴びるも、やがて左翼思想の影響を受けて政治的なメッセージ性の強い作品も多数発表。特に、ベトナム戦争の激化に伴う反戦運動が世界的に広まった1960年代後半以降は、その傾向は強まり、冷戦時代のキューバに滞在して研究や創作、教育活動を行っていた。

伝統的な様式と前衛的な手法を巧みに織り交ぜた作風は極めて多彩。新古典主義から十二音技法、前衛的様式に至るまで、種々の書法を取り入れ、オペラ、バレエ、交響曲、室内楽など、幅広いジャンルの作品を発表。特に現代オペラの分野では第一人者と評価され、音楽界における最も影響力のある作曲家のひとりとして活躍した。

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