くらし情報『『イーハトーボの劇列車』稽古に密着 井上芳雄が体現する宮沢賢治』

2013年10月2日 18:05

『イーハトーボの劇列車』稽古に密着 井上芳雄が体現する宮沢賢治

『イーハトーボの劇列車』稽古に密着 井上芳雄が体現する宮沢賢治
井上ひさしが敬愛した宮沢賢治の姿を描いた戯曲『イーハトーボの劇列車』(演出・鵜山仁)が今秋、14年ぶりに再演される。主演の井上芳雄をはじめ、賢治の一家を演じる辻萬長大和田美帆木野花らが顔を揃える稽古場に潜入した。

『イーハトーボの劇列車』チケット情報

理想郷を求め故郷・花巻から汽車に乗って上京しては挫折を繰り返す賢治。20代から30代にかけて、東京へ向かう汽車と上京先での彼の姿を断面的に描き出していく。

タイトルにもある「列車」が重要な位置を占める本作。この日の稽古も賢治が衝動的に家出を決行し、上野へ向かう汽車へと乗りこんでくるシーンから始まった。下駄のまま家を飛び出し、思いつめた様子の賢治を中心に会話が進むが、興味深いのはその周囲に陣取る乗客たち。彼らが「ダー!」「シュー」などの擬音を発することで走る汽車を表現する。この音は同時に賢治の心情を表しており、賢治が自らの決意を力強く宣言に合わせ「ダー!」「シュー」の声がより強くリズミカルになっていくなど、まさに「列車」は賢治と並ぶ主人公とも言える存在。演出の鵜山からは「もっと人情味を込めて!」など指示が飛ぶ。

大和田は賢治の妹と女車掌のネリを演じる。

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