くらし情報『福岡雄大がクリスマスに贈る夢の楽しみ方』

2014年11月17日 17:00

福岡雄大がクリスマスに贈る夢の楽しみ方

福岡雄大がクリスマスに贈る夢の楽しみ方
新国立劇場では毎年交互に『シンデレラ』と『くるみ割り人形』の2作品をクリスマスの風物詩として上演している。今年は『シンデレラ』の世界が用意されており、小野絢子と共におとぎ話の恋人たちを演じる福岡雄大に作品への思いを訊いた。

新国立劇場バレエ団『シンデレラ』チケット情報

「シンデレラは彼女の成長によって、現実の世界で出会いがあって最後には結ばれるという夢の叶うストーリー。魔法を掛けられているような作品で、演ずる側もお客様も温かく幸せな気持ちになります」

アシュトン版シンデレラは、英国の香り溢れる豪華な舞台だ。「1幕のシンデレラの部屋の場面がイギリスの芝居を見ているみたいな感覚になりますが、その中にバレエのテクニックが含まれていても、そこが強調されない演出になっています。舞台袖に捌けるまで細かい芝居の指定があり、お客様の目に触れないようなところまで注目して頂きたいです。2幕は舞踏会のシーンで華やかな踊りが中心になります」

プロコフィエフの音楽に惹かれ、バレエの舞台に足を運ぶ観客も多い。「バレエは音楽があってのものじゃないですか。
僕はプロコフィエフの曲が本当に好きです。一番凄いと思うのが、重いパートと軽やかなパートの違いがはっきりしている部分で、ロミオとジュリエットにもみられる音楽と群舞の重厚感や、明るくて軽快な音楽とのメリハリ感が素晴らしいです」

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