くらし情報『子供のために生きるファンテーヌに、今の自分が共感』

2015年5月27日 15:40

子供のために生きるファンテーヌに、今の自分が共感

子供のために生きるファンテーヌに、今の自分が共感
2003年に初舞台を踏んで以来、多くのミュージカルに出演し、その存在をミュージカル界に刻んできた知念里奈。世界43か国で上演されている人気ミュージカル『レ・ミゼラブル』(以下、『レ・ミゼ』)では、コゼットを振り出しに、エポニーヌ、そして現在はファンテーヌ役で出演している。作品に対する思いを聞いた。

ミュージカル「レ・ミゼラブル」チケット情報

2005年にコゼットとして初めて『レ・ミゼ』に出演し、物語を体験してきた。「もともとの舞台は罪を犯したジャン・バルジャンが司教に救われ、新たな人生を歩む、宗教的な要素が強い話でしたが、日本に舞台で持ってきたときに、宗教になじみのない日本の観客のために、セリフや演出で宗教的なニュアンスが分かりやすくなるように工夫され、変わっていきましたね。特に最近は同名映画の影響もあり、登場人物が天国に行くシーンがより理解しやすくなりました」と話す。

日本でも上演回数約3000回を誇る『レ・ミゼ』の歴史の中で、3人のキャストを演じてきた女優は珍しいだろう。「哀れな孤児だったコゼットはジャン・バルジャンに救われ、愛する人と結婚して幸せになる。
一見、コゼットとは対極の生き方をする、エポニーヌも希望をマリウスに預ける。

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