くらし情報『心理学の解説書が、スリリングなサスペンスに!?』

2015年9月25日 17:40

心理学の解説書が、スリリングなサスペンスに!?

心理学の解説書が、スリリングなサスペンスに!?
2014年、Amazon和書部門の1位になったベストセラー『嫌われる勇気』。アドラー心理学を“哲人と若者の対話”の形式で平易に解説した書籍だ。この本を原作に、第22回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞した和田憲明が、サスペンス溢れる人間ドラマに仕立てる舞台がまもなく開幕する。出演する利重剛、愛加あゆに話を聞いた。

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心理学者アドラーの思想を解説した本を、一体どうやって芝居にするのだろう?「面白いこと、考えますよねぇ」と利重が言えば、愛加も「最初にお話を頂いた時、まったく想像がつかなかったです」と笑う。役どころは、利重がアドラー心理学を研究している大学教授、愛加は両親を惨殺した殺人犯の女。和田は、原作に登場する“哲人と若者”をさらに複数の登場人物に分割、その人間関係を描くことで物語性を深めた。その物語が、かなりサスペンス!

娘の死が自殺ではないかと疑っている刑事が、死んだ娘が熱心に通っていたという大学教授の研究室を訪ね、そこで“世界はどこまでもシンプルである”“人は変わることができる”“そして、だれでも幸福になれる”というアドラーの思想を聞く。
刑事は、まさに今抱えている事件とその犯人を思う。

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