くらし情報『「痛めつける喜び」石丸幹二主演『ジキル&ハイド』開幕』

2016年3月9日 19:55

「痛めつける喜び」石丸幹二主演『ジキル&ハイド』開幕

会見より。左から、笹本玲奈、石丸幹二、濱田めぐみ

会見より。左から、笹本玲奈、石丸幹二、濱田めぐみ


ミュージカル『ジキル&ハイド』が、3月5日に東京で開幕した。本作は2012年の公演以来、4年ぶりの再演。12年版では、初演から鹿賀丈史が演じてきた主役・ジキルとハイドを石丸幹二が継承し、新バージョンとしてスタート。ハイドに翻弄される娼婦ルーシーの濱田めぐみ、ジキルの婚約者エマの笹本玲奈も引き続き出演する。

ミュージカル『ジキル&ハイド』チケット情報

物語は、医師であるジキル博士(石丸)が長年研究してきた「人間の善と悪を分離する薬」の完成まであと一歩というところで、最高理事会から人体実験を否決され、研究の中止を余儀なくされることから始まる。エマ(笹本)との婚約パーティーの晩に、失意に沈むジキルを友人のアターソン(石川禅)がパブに連れ出し、そこで出会った娼婦ルーシー(濱田)との会話から“自分の身体で試す”という方法を思いつく。
その日を境に理事会のメンバーが惨殺される事件が次々と起きる――。

初日の囲み取材で、石丸は「4年、あっという間に経ったなと思っています。稽古場でメンバーがお互いの4年間の変化を味わえて、そこから生まれた化学反応を今回新たに生み出せるんじゃないかと思っています」。

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