くらし情報『市村正親8変化。爆笑の連続ながら、音楽にうっとり』

2017年4月13日 11:20

市村正親8変化。爆笑の連続ながら、音楽にうっとり

ミュージカル『紳士のための愛と殺人の手引き』オフィシャル写真より

ミュージカル『紳士のための愛と殺人の手引き』オフィシャル写真より


4月8日、東京・日生劇場でミュージカル『紳士のための愛と殺人の手引き』が開幕した。

ミュージカル『紳士のための愛と殺人の手引き』チケット情報

ステージ上に大きな本の枠があり、まるでページをめくるかのような感覚で進行する。この物語は、そもそも殺人で収監されたモンティ・ナヴァーロの告白記。時代は1900年頃、エドワード朝のイギリスとクラシックな風情ながら、セットは平面的な紙や布仕立てでアナログ感満載。現代的なテクノロジーと逆行した素朴なノリが微笑ましく、笑いを倍増させる。とにかくストーリーはドタバタで、登場人物はキャラの濃い、ネジが1本外れたような人ばかり。皆、ちゃっかり生きていこうよ!と、とにかくポジティブだから、観ているこちらも洗脳されて、あらゆるナンバーが応援歌に聞こえてくる始末。こんなに人が死ぬのに面白がってていい?とムズムズしつつ、こんな殺され方ってあり?!と、一幕でテンションは上がりっぱなし。
二幕では、捕まったモンティをどうにか自由の身にしようと女たちが画策する。笑い転げる2時間半で観劇後はスッキリ。ラストには、ほろ苦さが残るのもいい。

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