くらし情報『ラサール石井、憧れの井上作品で「初日が怖い」』

2017年9月11日 17:45

ラサール石井、憧れの井上作品で「初日が怖い」

独特な人間性があって本当に素敵。彼を演じることは役者冥利につきる」(大森)、「志ん生師匠を演じるのは、芸人のはしくれとして大変恐れ多いこと。師匠の魅力はその破天荒さ、そして稽古が大好きだったとのことですが、一回高座に上がったときに(稽古を)すべて忘れてその場でやるライブ感。また修羅場を生き延び、人間として大きいところもとても魅力です。志ん生さんの落語はたくさん聞いたのですが、(ビート)たけしさんに似てるところもあり、僕の師匠である杉兵助に似てるところもあり、時々勘三郎さんにも似ていたり……。これらの人たちに共通してるエッセンスを出せたらな、と思っています」(ラサール)と話した。

また大森、ラサールは、ともにこまつ座初出演。特にラサールは「学生時代から井上作品に憧れていたと」言い、「こまつ座に出るのは昔からの夢。
夢が叶ったのですが、これほど初日が怖く、不安なことは初めて。果たしてちゃんとやれるのか……ちょっとでも見守ってほしいと今日、井上さんのお墓参りに行ってきました」と緊張の面持ちで語る。が、その後に「明日は志ん生師匠のお墓にいこうかな(笑)。少しでも、神頼みではありませんが“お墓頼み”で……」

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