くらし情報『狂言風オペラ最新作『フィガロの結婚』製作発表』

2017年11月27日 13:26

狂言風オペラ最新作『フィガロの結婚』製作発表

狂言風オペラ最新作『フィガロの結婚』製作発表

記者会見より。芸術監督・大槻文蔵(前列中央)を囲んで。


オペラと狂言というヨーロッパと日本の伝統的な芸能を結びつけ、高い芸術性と無類の面白さで好評を博している狂言風オペラシリーズ。その最新作『狂言風オペラ“フィガロの結婚 ”モーツァルト・管楽八重奏版』の製作発表が11月17日、大阪市内で行われた。

「狂言風オペラ“フィガロの結婚”」チケット情報

狂言風オペラシリーズは、京都の大蔵流狂言師、故・茂山千之丞らを中心に2002年にスタート。モーツァルトのオペラを換骨奪胎し、本場ヨーロッパの室内楽奏者の演奏に乗せて、狂言師たちが物語を演じるというユニークなスタイルが話題を呼び、『ドン・ジョヴァンニ』『フィガロの結婚』『魔笛』『コジ・ファン・トゥッテ』のタイトルで、これまでに国内37公演、ドイツ7公演を重ねて来た。

今回の『フィガロの結婚』には芸術監督として新たに観世流能楽師、人間国宝の大槻文蔵を迎え、脚本・演出は笛方藤田流の藤田六郎兵衛が担当する。スイスより来日するクラング・アートアンサンブルの八重奏の中、桐竹勘十郎(人形)が伯爵を、観世流シテ方、赤松禎友が伯爵夫人を演じるなど、狂言に加え、能、文楽など日本の伝統芸能の多彩な要素が盛り込まれた、前作とはひと味もふた味も違った作品になるという。

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