だが今回は伝統ある明治座での公演ということで、「明治座を汚さないで欲しいっていうのはありますよね」と水谷から不安の声が上がる。「まぁあんたか倉よね」と八に視線を送ると、すかさず「人をバイキンみたいに言うなよ!」と再び八のツッコミが。「そうなんだからしょうがないじゃない!」と苦笑いを浮かべつつ、「でも八と倉は賑やかしでステージを楽しくしてくれますからね」と続け、丁々発止のやり取りの中にも、お互いに対する信頼の厚さを滲ませた。
明治座の初座長という重責を担った水谷だが、これまでファミリーとして水谷を支えてきた八に、今回改めて水谷に期待することを聞いてみると…。「これは言っていいんだかわかんないけど…」と含みをもたせつつ、「いつも通りやりゃ大丈夫だよ!」とひと言。すかさず水谷から「なんでそれを言っちゃいけないのよ!」とあきれ顔でツッコまれるひと幕もあった。
歌はもちろん、ダンスや殺陣、衣裳の早替えや華やかなセットなど、水谷のサービス精神が凝縮されたこの舞台。水谷イチ押しの“ありがとうノート(=エンディングノート)”など、グッズも充実しているという。
最後に、「こんなの明治座さんでは今までなかったっていう、新しいものもお見せ出来たら」