と感慨深げ。自身初となるミュージカル出演に、「20年のキャリアのなかで一番チャレンジング」と気を引き締めた。
続いて披露された《No Time At All》は、悩める主人公ピピンに祖母のバーサが“短い人生楽しまないと損”と明るく教え諭す曲。Wキャストのふたりとも、「自分の気持ちそのままでとても歌いやすいです」(中尾ミエ)、「どうしたらいいか分からないくらいぴったり」(前田美波里)と既に大いに共感している様子だ。本番では空中ブランコでアクロバットをしながら(!)歌うことになるため、稽古開始までに懸垂を10回できるようになっておくようにとのお達しがあったそうで、両名とも筋トレを始めているとのこと。見事な二の腕にその成果が見て取れ、本番への期待が高まる。
そして最後を飾ったのは、ピピン役の城田優による《Corner of the Sky》。日本語詞での披露はこの日が初だが、コンサートなどで度々歌ってきた思い入れのある楽曲とあって、熱のこもった歌唱となった。
城田もまたブロードウェイ公演を観ており、「すごーい!と子どもみたいな気持ちになれた作品。日本の皆さんにもそう感じてもらいたい」とコメント。