くらし情報『中村誠治郎『今、僕は六本木の交差点に立つ』開幕で「人生を生き抜く」』

中村誠治郎『今、僕は六本木の交差点に立つ』開幕で「人生を生き抜く」

「今、僕は六本木の交差点に立つ」

撮影:源賀津己


中村誠治郎が主演する『今、僕は六本木の交差点に立つ』が、9月4日に東京・天王洲 銀河劇場にて開幕した。

“経済界の風雲児”と称される実業家・シンガーソングライター、橋本ひろしの半生をモチーフにした物語が繰り広げられる本作。莫大な富と名声を手に入れた彼は、なぜ50代で音楽活動をスタートさせたのか──。TRASHMASTERS主宰の中津留章仁が脚本を、赤澤ムックが演出を手がけ、橋本を連想させる主人公・稲本ふとしを中村が演じる。

舞台はふとしのライブ場面で幕を開ける。MCと歌が混然一体となった“トーキングブルース”で知られる橋本のステージを彷彿とさせるように、ギターを抱えた中村は内省的なメッセージが込められた「天に向かって弓を射ろ」を熱唱。やがて登場するふとしの実業家仲間・津田山涼介(定本楓馬)の狂言回しぶりも手伝って、観客は自然とマクドナルドの日本第1号店が開店した1971年の東京へいざなわれていく。

父の死で長野の実家に呼び戻された19歳のふとしは、一家の生計を立てるためにさまざまな事業へ乗り出す。
作品には、橋本が実際に手がけたプリント基板製造メーカー・キョウデンや生鮮コンビニ・SHOP99(現在はローソンストア100)

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