成井豊「自信はある」。成井と梅棒の新鮮な“マリアージュ”上演中
その全7作について、キャスト陣に1作だけオススメを選んで紹介してもらうと、それぞれ悩みつつも、阿部と原田は3作目『最後の春休み』。高校卒業後の春休みの出来事を描く本作を「今の(大人になった)自分では絶対味わうことのできない時間が流れているのが好きです」(阿部)「役者としても人としても愛嬌のあるおふたりが出ている。懐かしくて、切ないけどかわいい。ずっとニコニコしてお稽古を見ていました」(原田)。野田は6作目『花束』。「全作そうですが、この作品が特にキャラメルボックス感を感じます。呼応していくリズムや掛け合いに、ぐいぐい引き込まれます」。天野は最後の『最後の最後の1秒まで』。
「それまでの一作一作が繋いできた力だったりとか、みんなの想いみたいなものをひとつにしてくれている感じがして、グッときます」。遠山は5作目『やっと君に追いついた』。「なんせ梅棒のメンバーがわちゃわちゃ出てくるので!キャラメルの皆さんと一緒につくっている感覚になれます」とそれぞれ語った。
キャスト以外にも、オープニングダンスや、劇中のとあるシーンは梅棒が演出を手掛けるなど、新鮮な“マリアージュ”が堪能できる本作をぜひ劇場で楽しんで。