くらし情報『古川雄大主演の舞台『シラノ・ド・ベルジュラック』、まもなく開幕へ』

2022年2月2日 10:10

古川雄大主演の舞台『シラノ・ド・ベルジュラック』、まもなく開幕へ

舞台『シラノ・ド・ベルジュラック』稽古場レポート

撮影:神ノ川智早


舞台『シラノ・ド・ベルジュラック』が2022年2月7日(月)から東京芸術劇場 プレイハウスほかで上演される。

本作は、17世紀にフランスに実在した、詩人にして剣豪のシラノが主人公。大きな鼻のコンプレックスに悩みながらも、一人の女性を慕い続けたシラノの愛の物語だ。エドモン・ロスタン作の戯曲は1897年に初演されて以来、世界各地で上演が繰り返されてきたが、2019年秋〜20年までロンドンで上演された、マーティン・クリンプ脚色、ジェイミー・ロイド演出の公演は前代未聞の『シラノ・ド・ベルジュラック』と絶賛され、ローレンス・オリヴィエ賞でリバイバル賞を受賞。このマーティン・クリンプ脚色版の傑作が、谷賢一の翻訳・演出のもと、日本初演されるというわけだ。

開幕まで2週間を切った1月某日、都内で行われている稽古場を取材した。

この日の稽古は、ラップでセリフを言うシーンや殺陣のシーンの確認から始まった。ロンドン版をご覧になっていない方などは「ラップでセリフ!?」と驚くかもしれないが、本作で詠まれる詩の韻やリズムを最大限に楽しみ、味わうための一つの表現方法として採用している。
どうしたら観客が聞きやすいか、俳優の言葉として馴染みやすいか。

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